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アーカイブコラム

2009年11月30日

●発行者:出版文化社アーカイブ事業部
周年記念映像、資料の電子化、Web社史、データ時代に対応した周年記念コンテンツの制作

インターネットはアーカイブ出来ている?

自分の好きなインターネット上のサイト(ホームページ)の過去の内容はどんなだろう。このような疑問・関心を持たれた方も多いと思います。サイトは日々どんどん更新され、いったん更新されてしまうと前のページはもう見ることができないからです。

米国の「インターネット・アーカイブ(Internet Archive)」は、Web・マルチメディア関連資料のアーカイブを運営している団体で、本部はカリフォルニア州に置かれています。

この団体では、Way Back Machineというエンジンを使って過去のサイトを保存しており、過去のページを見ることができます。

試しに、弊社・出版文化社のURLを入れると、1998年7月を皮切りに2008年4月までのその時々、およそ130が一覧表に出て、内容を確認することができます。

一方、わが国では、国立国会図書館がインターネット情報選択的蓄積事業を運営しています。
インターネット上で無料で公開される学術雑誌、紀要などのほか自治体の広報誌やメールマガジンなど1,600タイトル以上を収集しており、さらに、冊子体での刊行を停止し、現在ではWeb版のみの発行となった雑誌も重点的に収集しています。

消失したサイトというページもあり、市町村合併により消滅した自治体や合併協議会、電子雑誌、法人・機構、大学などのデータが蓄積されています。

合併でなくなったふるさとのサイトを覗いてみるのも一興かもしれません。

海外では、米国や英国、オーストラリアの公文書館や議会図書館、韓国、台湾の中央図書館、大学図書館がこの事業に精力的です。

21世紀初頭は、デジタルの保存方法が確立されておらず、100年後には、「記録の暗黒時代」と言われるのではないか、という懸念があるようですが、このような取り組みは頼もしい限りです。

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